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【フーファン考察用blog】 【日版ゲーム内すべてのネタバレ、本家の一部資料、または未実装情報等で占められています。】
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学院で「創られた」対堕神兵器。この、創られたという単語は大陸概要に見ることができる。また大規模な実験を学院で行った後に食霊が実用化されたのは、麻辣ザリガニ、ライス、ペッパーシャコのエピなどでも確認できる。
 この、「創られた」という言葉の意味はなんなのか。
 食霊は霊体が本質、身体は模造だという(メインスト)。身体はなにで造られているか、それも不明だが、おそらく物質化しているはずだ。人間よりは頑丈だが、傷を負えば血とともに霊力が流れ、枯渇すれば消失するという。学院が作ったのは身体かと思ったが、クレープなど、実験が終了しているのに新たに召喚されている食霊が多い。ならば、霊体のほうかとも思うが、それにしては不思議な点が多い。
 ビビンバエピでは、彼女の御侍が「食物から霊」を召喚できる方法があると聞き、熱心に試みて、ビビンバやテンジャンチゲたちを召喚した。
 最近ではマティーニとビールの会話で、食霊に耳の尖った「種族」がいるということが分かった。しかし、おそらくマティーニが言っているのは精霊族――人間の前に栄えた種族で、なぜか彼らが食霊となって召喚されているのだ。
 食霊は見れば食霊と分かるらしいのだが、まれに区別出来ないものもいる。ウイスキーとフルーツタルトがそれだが、人間と食霊の両方が見ても彼らが食霊だと最後の最後まで気づかれない。
 そのほか、魚のヒレを持つものや動物の耳、尻尾などをもつものがいるが、これはティアラおける料理の特徴が出たものだろう(ビールエピ)。
 そして、食霊が元はこの世界のものではないような記述もある。サブストーリーでは、たい焼きが、この世界にやってきて人間が短命だということを知った、ということを発言している。他、確認できる範囲では、紅茶、ビールがエピソードで「この世界では」と、まるで別の世界が存在して、自分たちはそこから来ているような事を言っている。別の世界については後述する。
 このように、食霊のどの側面においても一から学院が作ったとは言えない気がする。食霊に関して創ったと言えるのは契約だけではないか。ならば、「食霊」という存在を定義した程度のものかと推測するが、詳しいことはまだ情報が出る可能性があるので結論は待ちたい。
 そもそも食霊という存在はなんなのか、と問うにしても、なかなか情報がない。パスキャスにて、夢の力でできており、食霊は人間の『善』からできて、堕神は『悪』から出来ている、という言があったが、このように堕神と表裏一体である可能性があり、そちらは次項で記述したい。本来なら次項の堕神を先に持ってくるべきだったが、主体は食霊だろうと思ったので先に書かせていただいた。
 魔導学院での、食霊実用化に向けての実験から、進化のように四タイプに分かれるのではないかと思う。それぞれエピから読みとるニュアンス以上の論拠はないが、書いておく。
 まず、対堕神兵器として生まれた二二年頃の「食霊」。正式に名前は決定されておらず、学院の実験室で被検体とされていた、麻辣ザリガニ、ライス、ペッパーシャコなどがそれに該当する。続いて、契約技術が生まれ、それを埋め込まれつつあった、やはりまだ名前のない「食霊」。五六年、食霊と名付けられた後に召喚された――トックックやビビンバなど。最後に二一六年、一般的に食霊が社会に浸透し始めたころ。
 社会的には食霊はどのような存在だろうか。
 食霊が生まれてから、段階的に人間の社会で市民権を得ていっているようだ。初期は桜餅、トックックなど、堕神と戦う兵器としての意義が強かったのだろうと伺わせる。だんだんとその存在が一種の褒賞めいたものになっていくのが、フォアグラソテー、パスタエピで分かる。貴族のステータスや、御侍も含めて国の重要な財産ともみなされている。
 一般的な、人間の良き隣人となるのは、おそらく三〇〇年以降のことだろう。サタンカフェが人間と食霊の関係を安定させるために奔走したのもこの頃で、食霊の数がかなり増えてきたのではないだろうか。
 ローストターキーやシャンパンなど、支配者側になることもある。最初から人間の国で、今なお人間の国であり、王が食霊となるとやはり反発などもあったが、長い目で見ると支配者が長寿で、安定的な政治が行われるというのは安心感もあるようだ。シャンパンにしろローストターキーにしろ、良き食霊であったことも大きな理由の一つだろう。
 食霊専門の組織も社会的に認められているようだ。食霊執行機関「ホルスの眼」や、ペリゴール研究所、法王庁もおそらく食霊の集団となるようだが、その名前や権威は人間の社会でも浸透しているようである。ただただ人間に使役される食霊、という図式はメインストーリー時点では皆無なのだろう。
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