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【フーファン考察用blog】 【日版ゲーム内すべてのネタバレ、本家の一部資料、または未実装情報等で占められています。】
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※編集中

復刻に舞い上がったうp主、とうとう未実装エピ翻訳という荒業に出た。
以前から特に、フルタルさんエピに遊園地組の詳細があるとチラチラ聞いては言葉の壁に尻込みしていた。辛抱たまらず、google翻訳なる文明の力を使い、みごとに翻訳せしめたのである。遅い。一年間何をしていた。

日版未実装エピはフルーツタルト、ウイスキー、スフレをネタバレ。
時のレクイエムの詳細と、その周辺の事象をしるしておこうという意図でエントリした。
忘備録も兼ねているので、関係のないことも書くかもしれないがご容赦願いたい。

公爵殺害事件の捜査を担当したホルスの眼。
彼らが何者かは秘密ガーデン関連のイベントのほうが詳しいので割愛。
グルイラオに彼らが籍をおいたのは、時レクから数年前からである。協力者であるターダッキンがミドガルに戻ってきたのがその頃で、そうして死にかけたミネストローネを保護した。
ミネストローネはその数年〜数十年前にアークに売られている。時レクとは直接関係ないが時系列の上ではつながっているので、書かせていただいた。

その前後に、この時レクの根本的な要素であるウイスキーエピ5のリリアとティナの事件がある。時レクより約20年前に、オペラエピで彼が主演した舞台そのままの事件が起こる。舞台の脚本を書いたのは、「本物」の「リリア公爵夫人」。
舞台は脚色されているが、実際は妹女王は姉女王を犠牲にして命からがら逃れ、偶然出会ったガゼット公爵の夫人として迎えられる。その元に召喚されて影武者となったのがフルーツタルトである。
ウイスキーは姉女王リリアに傾倒し、彼女が無残に殺されたあとは、例の遊園地イベのとおりである。

公爵の誕生日を祝うパーティーの当日、ターダッキンの営む涅槃葬儀館の地下にある、ホルスの眼のミドガル支部に、時の館から事件の知らせと捜査の訴状が届く。差出人は女主人である公爵夫人リリア。

裁決官であるフランスパンは、以前公爵と関わりがあった子爵の館が燃えた放火事件を個人的に追いかけていた。今回はその事件と関わりがある可能性が高いのでは、と単身時の館に乗り込む。
フランスパンが気にしていた子爵邸火災事件は、
・犯人が曖昧
・地図にない地下室
という不思議な点があり、何か隠された秘密があると彼は信じていた。

この火災で死んだとされる子爵は、マンゴープリンエピのペル子爵である。彼は死んだ娘アンナの身代りを得るため孤児院を経営して似たような容姿の娘を集めていた。
その孤児院を支援し、なおかつカモにしていたのが、サンドイッチの御侍の父親、「ギャンブラー伯爵」である。彼はガゼット公爵の土地を狙って賭博をしたが失敗。失脚した。

ところで、子爵はアンナの身代わりだけでなく、蘇生もこころみていたようだ。地下の実験室はウイスキーのものである。時系列としては、この実験室を構える前に、遊園地組エピが存在すると思われる。サンドイッチエピの直前ではないだろうか。
その実験室、それと用済みとされたペル子爵は、実は公爵の手によってではなくフルーツタルトの命を受けたスフレ(裏)によって燃やされた。

「公爵が子爵を用済みとし、屋敷に火を放って殺害した」というシナリオは、おそらくウイスキーのものである。
まず、公爵が子爵を殺したという証拠となるものが「アンウェンの友人」の告発状だが、フランスパンが見つけた決定的証拠というのはそれだけなのである。
手紙を受け取った執事は息子アンウェンにすら長らく会っておらず、「友人」も逃亡先から手紙を書いているようで、つまり顔を知らないのであろう。
子爵邸火災の犯人は、スフレエピにスフレ当人と記載してあるので間違いはない。そうすると、「アンウェンの友人」はどうして公爵が子爵を殺したと言ったのか。「執事に公爵を殺させたい」という欲求が見える。

公爵を殺害したい人間は多い。
甥のスティーブンは、数年間に渡って公爵の食事に毒を混ぜ続けた。夫人が偽物に入れ替わったことに気づいたのは自分だけだと思っていた可能性がある。自分に爵位と財産が回ってこないことも耐えられないが、偽物の「リリア」に継がせるものかと憎しみを募らせていたようだ。

フルーツタルトは、子爵邸のことがバレることは避けたいはずだ。実はスフレエピが翻訳に失敗したので、子爵を殺害した理由は分かっていない申し訳ない。ただこの事件の前にオペラの舞台を上演させ、それをウイスキーは観ている(時レクでオペラに話しかけて、「あなたのファンになりました」と言っている)。その後に舞踏会を開いてウイスキーに顔を見せるなど、明らかな挑発が見受けられるので、子爵邸火災もその一環かと思われる。
ちなみにフルーツタルトは、話し相手の夫人からウイスキーの話を聞いて、偵察はしていても直接は知らなかった。けれど、それだけで大嫌いと決めつけていたようである。

おそらく公爵殺害事件の裏の真犯人であるウイスキーだが、彼自身に公爵への殺意は薄い気がする。知り合ったのは、数年前にフルーツタルトの画策であるし、子爵邸の火災についてはスフレとフルーツタルトの仕業と知っているからである。唯一考えられるのは、妹女王の伴侶であるという点だ。十分といえば十分なのかもしれない。
ともかく、ウイスキーがしたことといえば「アンウェンの友人」の告発状を書き、執事に殺意を芽生えさせ、スティーブンの毒殺計画を知って執事に利用するように仕向け、執事の書いた子爵殺害事件の告発状を握りつぶしたことだ。

かわいそうなのは、本編で真犯人に仕立て上げられた執事と、その一家である。
フランスパンが子爵邸事件を調べていて、子爵邸の関係者名簿には執事の身内の名前はなかった。
おそらくスフレを送り込むため、事件前にフルーツタルトに殺されていた可能性がある。執事夫人も息子の成り代わりに気づいて口封じされたのかもしれない。
執事はアンウェンの友人の手紙よって、場合によっては公爵の指示で子爵殺害の犯人に仕立て上げられそうになって死んだ息子、という偽のエピソードを信じたかもしれず、真実よりはマシかもしれない。

「子爵邸火災事件に端を発した時の館公爵殺害事件」は、ウイスキーによるシナリオだとして、なぜ起こったのかということだが、やはりリリアとその妹の事件が原因の、ウイスキーとフルーツタルトの丁々発止だろう。

ウイスキーが召喚され元いた王国は「血吸いの魔女」(妹女王)のせいで内部崩壊を起こし、その後は王朝が変わったのだろうか。善良な老王と従順なその王弟、王妃は亡くなってしまったが、代わりに純朴な王女が平和な国を治めていた。王族それぞれに召喚されたのが、ピザ、チーズ、カッサータである。
ウイスキーはその国を滅ぼし、復讐を遂げたあと、最後に残った妹女王の足跡を追う。
余談だが、このとき情報を調べたのはアルゼント公爵、つまりパスタではないだろうか?その代わりにウイスキーは幽骸の創り方を教え、藍青の石事件が起こり、パスタキャッスルの悪夢に続く。詳細はこちら
妹女王は死んでいたが、代わりにウイスキーを憎悪するフルーツタルトが現れる。
彼女は「公爵夫人」として、公爵がパトロンとなった劇団に「時間罪歌」を上演させた。ウイスキーへの挑戦状だろう。その後、子爵邸を燃やし、全面対決の姿勢を見せる。
対抗して、子爵殺害事件をダシにフルーツタルトを追い詰め、なおかつ公爵を殺したいウイスキーは、いつもの通り自分の手は汚さず執事をコントロールして、一応の目的は果たす。
けれど、フルーツタルトが呼んだホルスの眼は(おそらく想定内の)イレギュラーだった。フルーツタルトのホルスの眼招喚の意図は、ゲームの戦略のひとつだろう。ウイスキーを一人勝ちさせてなるものか、といったところか。フルーツタルトがリリアとして財産を継げば勝ち。逃げ出せても勝ちだろうか。ウイスキーがフルーツタルトを追いやるか殺し、逃げ果せれば勝ち。
どちらかが捕まれば、どちらの罪も明らかになってしまうイーブンである。
書いていて、ふと思ったのだが、ウイスキーはフルーツタルトを「夫人の偽物」と気づいていたが、食霊であるとは気づいてなかったのではないだろうか。オチは蛇で毒殺、ウイスキーは逃走だが、蛇に噛ませたときに反応したのは、仕留めていないと気づいただけでなく、そもそもの彼女自身の特性である食霊ということにその時初めて気がついたのでは?という妄想だ。だとしたら、フルーツタルトの方が一枚上ということだ。


以下加筆修正中

事件の本当の真実は分かったが、細かい謎は残っている。
・書斎にあった手書きの本
・書斎にあった「目」の絵
・書斎の金庫の陰陽ファイル
・2階の重い足音

サブシナリオ
・リリア=主人公
・スフレとウイスキーの確執
・ホルスの眼VS幻楽歌劇団
・時レク→パスキャス問題、ひいてはパスタ問題ソフトクリーム問題
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