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【フーファン考察用blog】 【日版ゲーム内すべてのネタバレ、本家の一部資料、または未実装情報等で占められています。】
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 明確な説明はされておらず、ストーリーの根幹をなす要素の一つのわりには謎の部分が多い。
 学院で作られた技術であり、料理御侍が食霊ともに戦うために必要不可欠なもの。契約というからにはなにかしらの約束事を交わすのだろうが、一体その内容はどうなっているのか、まったくの不明といっていい。
 描写を見ると、御侍が食霊を召喚し契約、契約の存在は食霊は感じ取ることができるようだが、御侍側はわからないようだ。自動的に切れるのは御侍が死亡したとき、契約が切れたと感じられるようだ。
 契約が作られた時期は麻辣ザリガニのエピソードで判明している。三一年に技術が完成し、食霊への埋め込みが成功している。契約は後発技術だ。対堕神兵器が創造されたのが二二年であり、九年間契約がない状態で「対堕神兵器」が存在していることになる。その間、麻辣ザリガニは研究室を脱走している。契約がない時点で脱走などもあり、すべての食霊に埋め込まれているのか、ということが疑問になってくる(読めなかったが、ペッパーシャコのエピに一度麻辣ザリガニは研究室に戻っている記述があるようだ。なら、麻辣ザリガニは契約がある可能性が高い)。
 また、召喚との関係性もわからない。これは後述する。
 契約の内容とは、一体どのようなものだろうか。言ったように、ほとんどが不明である。
 実験中ではないだろうかという描写が麻辣ザリガニのエピにある。食霊同士を戦わせる、しかも殺せと命令を下されるものだ。麻辣ザリガニはおかしいと感じ、とっさに逃げようとするが、人間側はそれを恐れていた事態としている。実験そのものは失敗ということで、ためらいなく食霊同士が戦えば成功だと見て取れる。この実験の意味は、食霊の自我が芽生える、または自分の意志を持って人間の命令を拒否することが、失敗だということだろう。これが契約そのものの実験なのか、対堕神兵器の規定実験なのかはわからないが、関係があるだろうとは想像できる。
 この実験の結果、契約が例えば絶対に命令に服従するものだったり、人間を絶対に襲わないようにするものだったり、そういったものであれば話は早いのだが、ストーリーを見れば分かるように、おそらく食霊が思えば人間に害意を及ぼせるのである。強制力のあるものは作れなかったということだろうか。
 蛇足だが、内容についてメインストにあるもので、おそらくこの設定は削除されたのであろうというものがある。食霊が危機的状況に陥れば御侍のもとに戻ってくる、という自動的な召喚のようなシステムだが、紫陽花イベの水信玄餅の過去や、度々誘拐などの被害も見受けられるため、メインストの記述とは合わない。
 また、契約を結んだり切ったりする条件も不明である。いくつかの例を見たいと思う。
 食霊、または人間でも契約を切れないのではないかということが、カッサータエピで見受けられる。ウイスキーが一枚噛んでいるため、どこまで本当かはわからないが、かなり強制的に契約を御侍から切られている。かと思えば、黄山毛峰茶とモクセイケーキが旅の先々で料理御侍と気軽に契約を結び、堕神討伐などの協力をしている記述がある。
 水信玄餅は契約中に別の人間に契約を迫られている。彼は頷かなかったが、結局は契約を結ばされる。しかし、このときにタイムラグが生じている。水信玄餅が監禁されている間に本来の御侍は死亡している。おそらく、御侍が死んだから、新しい契約が発生したのではないかと思われる。二重契約は不可能ということだろう。契約書に無理やりサインをさせられる、そこに食霊の意志はないようだ。
 契約書といえばミネラルオイスターの御侍も、契約書を使い、オイスターを手放すとパスタに約束している。これはエピソード内で、効力があるかどうかも分からない、とあるため、契約書そのものの効力はやはり謎のままであるけれども、オイスターの契約は切れているようだ。
 列挙してみたが、ほとんど疑問がループ状態に陥るため、結論は出せない。分かることは、契約は人間側から切れるかもしれないが、食霊側からは不可能ではないかということか。
 契約については、不可思議な話がもう一つ。主人公がライスと出会った時、彼女を召喚していないにも関わらず、すでに契約がされている。いつ契約したか、主人公が覚えていないのである。これは妄想なのだが、御侍が死んだ場合契約は自動的に切れる、けれども、食霊が消失しても、同じ御侍に再召喚されればどうだろうか。ライスは学院の実験途中で破棄されている二号実験体だとして、それ以前、もしくは再召喚されたとき、転生する主人公と魂を同じくする御侍と契約しており、もしかしたらその契約が生きている可能性もあるのではないか。
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