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食霊の霊力とレア度(UR、SR、R、M)について、大分整理ができてきたので記事を作った。
まずは前置き。
ゲームシステム上、戦闘において強い順からUR、SR、R、Mというレア度に分かれている。当然レア度が高いと強いキャラということになるが、フーファンの場合は☆(凸)とスキルのユニークによっても変わってくるので、レア度ばかり見ても違うという面もある。
主にユーザーが指標とするのは霊力値だが、これは主にステータスの値が関係している。
霊力値は主だって攻撃力、体力の値が反映される。霊力が高い食霊は、ほとんどはこれらが高い。逆に攻撃速度や、数値の幅が狭い防御などは霊力値に反映されづらい。
例えば、体力が多いUR麻辣ザリガニは霊力が高い。アシストなどは攻撃力などが極端に少ないため霊力が低いが、キャンディケインなどはランカーはよく使っている。スキルと攻撃速度が優良だからだ。
霊力は指標ではあるは、それだけでキャラの性能を図るのも間違っていることがある。前置き終わり。
レア度、霊力は戦闘システムにおいて重要だが、シナリオにも反映されている。
そこかしこに言及されているため、思い出せる範囲でいくつか記述する。
メインストでは、霊力が空っぽと評されたMライスは、ご存知の通りの霊力の低さ。オリビアが連れたURダブルアイスを主人公があんなレアな食霊を羨ましい、といったような事を思っている。SPザリガニエピでは、北京ダックは怪我をしている麻辣ザリガニに対して、普段なら敵わないだろうが今なら倒せるかも、と力の差を認めている。
R梅茶漬け、桜餅は、エピでは戦いが得意ではないのに堕神と戦わされ、いつも怪我をしていた。逆に、車椅子のハンデがあるはずのUR水信玄餅は、戦闘においては不都合がないように描写されていた。霊力トップクラスのURクッキーは、強大な食霊と呼ばわれたことがある。
このように、レア度と霊力に関して都度シナリオでも言及しているため、ゲームシステムとシナリオの霊力・レア度は相違がないとしていいだろう。基本的に霊力が高いと、レア度も高い、というのも双方反映されていそうだ。
では、霊力とはなんだろうか。
以前書いたが、霊力とは魔法の力だろうということだ。これは想像だが、霊、と付くからには霊体に関係することではないだろうか。霊体は、食霊ならばその存在の根本だ。霊体がティアラに召喚されて、はじめて食霊になる。
レア度とは?これはヨンジーガムロエピが参考になる。彼女は一般的な召喚でティアラに来たわけではなく、南離市の育成センターで養育されるという、黎明期の魔導学院の実験室を連想させるような生い立ちだ。
その施設では、独自の測定で、食霊をランク分けしていた。ヨンジーガムロはレア級。いくつか等級があるらしく、育成センターでは彼女は能力値は低いとされていた。
これは極端な例だろうが、つまり霊力をもとに何らかの基準で食霊のレア度は決められているのだろう。
決めるのは学院か、もしくはギルドかもしれない。
そのヨンジーガムロだが、育成センターでは相当弱いランクに評価されている。
そして霊力を定期的に補給しなければならず、それを怠って彼女は昏睡状態に陥る。霊力がなくなると消えるというのは以前から言われていたが(※要記述確認)、最悪の場合は消失していたのだろう。
ところが、エピではそんなに弱いと言われているヨンジーガムロは、SRで実装されている。さらに下のレア度Rがあるにも関わらず、弱いと言われるのはどうしてか。
このレア度の違和感がもう一つ、SR魚香肉糸エピにもあるのを思い出した。彼女も霊力が弱いと書かれていて、実際に霊力を使い果たして消失しかけた。助けたのは北京ダックで、おそらく幻晶石を使って霊力を注いだ。読んだ当時もレア度との齟齬が気になっていたが、ヨンジーガムロエピを受けて、つまりSR魚香肉糸とSRヨンジーガムロはもともとはR以下のレア度であり、霊力の底上げをして上位になったということではないかと考えられる。
これらのエピで、霊力補給が行われること、レア度の変動があり、つまり霊力の総量によって決まる、の2点を確認できた。
レア度の変動はSPが大きいが、ライスは特殊例で外すしかないが、SP麻辣ザリガニはURとの相互関係は不明だが時間が連続した同一の存在。何故SPがURになったのか知りたいところである。
蛇足だが、メタな話をすると、こうやってレア度がころころ変わるとなると、料理そのものの高級度や希少度はあまり考慮しないでもいいのかもしれない。個人的にすき焼きがSR、マカロンがRな理由が気になって仕方がなかったが(え?URじゃないの?)、特に関係ないのなら仕方がない……
蛇足ついでにもうひとつ、以前食霊はひと目見てそうと分かると書いたが、最近ようやくこの人間と見た目が一緒ということにギミックがあることが判明。
ゲー厶初期だと、完全に人間に擬態していたのはウイスキーだけだったが、フルーツタルト、パフェなど、ちらほらと人間になりすましている食霊が出てきた。
どうやら、霊力を感じ取って判断するらしいが(凍頂烏龍茶エピ、ヨンジーガムロイベ、パフェエピにも記述があるらしい未読)、つまり霊力を隠せば人間にも食霊にも素性を隠せるということだろう。
さらに、霊力を持たない人間には霊力というものがわからず、人間か食霊かは見分けはつかないのではないか?食霊を食霊とわかるのは、食霊と、今はほとんどいない精霊族、ある程度のレベルの料理御侍くらいではないだろうか。
ようやくすっきりしたという感じだ。
まずは前置き。
ゲームシステム上、戦闘において強い順からUR、SR、R、Mというレア度に分かれている。当然レア度が高いと強いキャラということになるが、フーファンの場合は☆(凸)とスキルのユニークによっても変わってくるので、レア度ばかり見ても違うという面もある。
主にユーザーが指標とするのは霊力値だが、これは主にステータスの値が関係している。
霊力値は主だって攻撃力、体力の値が反映される。霊力が高い食霊は、ほとんどはこれらが高い。逆に攻撃速度や、数値の幅が狭い防御などは霊力値に反映されづらい。
例えば、体力が多いUR麻辣ザリガニは霊力が高い。アシストなどは攻撃力などが極端に少ないため霊力が低いが、キャンディケインなどはランカーはよく使っている。スキルと攻撃速度が優良だからだ。
霊力は指標ではあるは、それだけでキャラの性能を図るのも間違っていることがある。前置き終わり。
レア度、霊力は戦闘システムにおいて重要だが、シナリオにも反映されている。
そこかしこに言及されているため、思い出せる範囲でいくつか記述する。
メインストでは、霊力が空っぽと評されたMライスは、ご存知の通りの霊力の低さ。オリビアが連れたURダブルアイスを主人公があんなレアな食霊を羨ましい、といったような事を思っている。SPザリガニエピでは、北京ダックは怪我をしている麻辣ザリガニに対して、普段なら敵わないだろうが今なら倒せるかも、と力の差を認めている。
R梅茶漬け、桜餅は、エピでは戦いが得意ではないのに堕神と戦わされ、いつも怪我をしていた。逆に、車椅子のハンデがあるはずのUR水信玄餅は、戦闘においては不都合がないように描写されていた。霊力トップクラスのURクッキーは、強大な食霊と呼ばわれたことがある。
このように、レア度と霊力に関して都度シナリオでも言及しているため、ゲームシステムとシナリオの霊力・レア度は相違がないとしていいだろう。基本的に霊力が高いと、レア度も高い、というのも双方反映されていそうだ。
では、霊力とはなんだろうか。
以前書いたが、霊力とは魔法の力だろうということだ。これは想像だが、霊、と付くからには霊体に関係することではないだろうか。霊体は、食霊ならばその存在の根本だ。霊体がティアラに召喚されて、はじめて食霊になる。
レア度とは?これはヨンジーガムロエピが参考になる。彼女は一般的な召喚でティアラに来たわけではなく、南離市の育成センターで養育されるという、黎明期の魔導学院の実験室を連想させるような生い立ちだ。
その施設では、独自の測定で、食霊をランク分けしていた。ヨンジーガムロはレア級。いくつか等級があるらしく、育成センターでは彼女は能力値は低いとされていた。
これは極端な例だろうが、つまり霊力をもとに何らかの基準で食霊のレア度は決められているのだろう。
決めるのは学院か、もしくはギルドかもしれない。
そのヨンジーガムロだが、育成センターでは相当弱いランクに評価されている。
そして霊力を定期的に補給しなければならず、それを怠って彼女は昏睡状態に陥る。霊力がなくなると消えるというのは以前から言われていたが(※要記述確認)、最悪の場合は消失していたのだろう。
ところが、エピではそんなに弱いと言われているヨンジーガムロは、SRで実装されている。さらに下のレア度Rがあるにも関わらず、弱いと言われるのはどうしてか。
このレア度の違和感がもう一つ、SR魚香肉糸エピにもあるのを思い出した。彼女も霊力が弱いと書かれていて、実際に霊力を使い果たして消失しかけた。助けたのは北京ダックで、おそらく幻晶石を使って霊力を注いだ。読んだ当時もレア度との齟齬が気になっていたが、ヨンジーガムロエピを受けて、つまりSR魚香肉糸とSRヨンジーガムロはもともとはR以下のレア度であり、霊力の底上げをして上位になったということではないかと考えられる。
これらのエピで、霊力補給が行われること、レア度の変動があり、つまり霊力の総量によって決まる、の2点を確認できた。
レア度の変動はSPが大きいが、ライスは特殊例で外すしかないが、SP麻辣ザリガニはURとの相互関係は不明だが時間が連続した同一の存在。何故SPがURになったのか知りたいところである。
蛇足だが、メタな話をすると、こうやってレア度がころころ変わるとなると、料理そのものの高級度や希少度はあまり考慮しないでもいいのかもしれない。個人的にすき焼きがSR、マカロンがRな理由が気になって仕方がなかったが(え?URじゃないの?)、特に関係ないのなら仕方がない……
蛇足ついでにもうひとつ、以前食霊はひと目見てそうと分かると書いたが、最近ようやくこの人間と見た目が一緒ということにギミックがあることが判明。
ゲー厶初期だと、完全に人間に擬態していたのはウイスキーだけだったが、フルーツタルト、パフェなど、ちらほらと人間になりすましている食霊が出てきた。
どうやら、霊力を感じ取って判断するらしいが(凍頂烏龍茶エピ、ヨンジーガムロイベ、パフェエピにも記述があるらしい未読)、つまり霊力を隠せば人間にも食霊にも素性を隠せるということだろう。
さらに、霊力を持たない人間には霊力というものがわからず、人間か食霊かは見分けはつかないのではないか?食霊を食霊とわかるのは、食霊と、今はほとんどいない精霊族、ある程度のレベルの料理御侍くらいではないだろうか。
ようやくすっきりしたという感じだ。
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対堕神兵器「食霊」が生み出された理由である。
人間を襲う化け物として、おそらくなによりも人間たちの頭を悩ませるものだろう。
出現は王暦三年、暴食が初めて目撃される。被害は爆発的に増えたようで、おそらく食霊が生まれるより早く、光耀大陸の神君白虎は堕神の侵攻を食い止めるために天城を作った。
一体この敵がなんなのかは、やはりまだ不明である。主に魔導学院が研究を進めているらしく、すくなくとも料理御侍はある程度の知識を持っている。夢の力を食べることが目的であることが多く、夢の力が強い料理御侍や子供などがよく狙われている(サブスト、ピザエピ)。また、ほとんどは霊体であるらしい――有機体を含むものもあり、遺骸が残った例がある(大陸概要)。
詳しい分類等はゲーム内図鑑にあるのでこちらでは省かせていただくが、神話生物が化けたもの、守護神像から覚醒したもの、人間の霊と噂されるものなど、多岐にわたる。そして、おそらく同時に同種が何体も出現する。強力なものでは古代堕神――古代とはどの時代を指すのかは不明――の冥狼や鯨呑、厄神、年獣も堕神だ。これらは唯一無二の個体であるようだ。
では、その存在とは?食霊と元は同じ夢の力で出来ていて、人間の「善」から生まれたのが食霊、「悪」から生まれたのが堕神、とはパスキャスのウイスキーの言だが、丸呑みできるかは別として詳しく見ていきたい。
堕神がどうやって生まれるかは不明だが、堕神化という現象は人間、食霊に起こる。メインストでは、何が目的かまでは語られなかったが、学院では薬で人間を堕神化する研究がされていた。その薬は奪われ、今では食霊を堕神化するものに変わっている。
食霊エピでは紅茶が心因的なものから、黒トリュフが「混沌」の影を目撃し堕神化。どちらももとに戻る手立てはあったため、食霊に戻っている。
堕神化した人間はドーナツエピにも出てくる。神が受け入れたのは堕神だという彼は、食霊は人間のために生まれていないとも言った。
出典が不明なのだが、堕神は創始の神の邪悪な心から生まれたという話も出ている。
これは後に語るが、創始の神はおそらく紀元戦争で人間が勝利したときに、ティアラを諦めて眠りについている。そして人間を滅ぼそうとしてすらいるように見える。滅ぼすために堕神をティアラに出現させたのだとしたら。そして、同じもので出来ている食霊もその神の意志を受けているのだとしたら。食霊が人間の味方であるのならば、おそらく契約というものが作られたからで、あとは食霊たちの善意に寄るしかないのではないか。
ならば、麻辣ザリガニのOPからメインストの行動は世界の摂理として矛盾しない。そもそも彼は人間が大嫌いだ。
逆に、あれほど悲惨に見えた桜の島の黄泉が、人間の尊厳を保ったまま堕神となっているユートピアではないかとも見えてくる。少なくとも堕神の眷属である彼らは、創始の神に人間とはみなされないだろう。
人間を襲う化け物として、おそらくなによりも人間たちの頭を悩ませるものだろう。
出現は王暦三年、暴食が初めて目撃される。被害は爆発的に増えたようで、おそらく食霊が生まれるより早く、光耀大陸の神君白虎は堕神の侵攻を食い止めるために天城を作った。
一体この敵がなんなのかは、やはりまだ不明である。主に魔導学院が研究を進めているらしく、すくなくとも料理御侍はある程度の知識を持っている。夢の力を食べることが目的であることが多く、夢の力が強い料理御侍や子供などがよく狙われている(サブスト、ピザエピ)。また、ほとんどは霊体であるらしい――有機体を含むものもあり、遺骸が残った例がある(大陸概要)。
詳しい分類等はゲーム内図鑑にあるのでこちらでは省かせていただくが、神話生物が化けたもの、守護神像から覚醒したもの、人間の霊と噂されるものなど、多岐にわたる。そして、おそらく同時に同種が何体も出現する。強力なものでは古代堕神――古代とはどの時代を指すのかは不明――の冥狼や鯨呑、厄神、年獣も堕神だ。これらは唯一無二の個体であるようだ。
では、その存在とは?食霊と元は同じ夢の力で出来ていて、人間の「善」から生まれたのが食霊、「悪」から生まれたのが堕神、とはパスキャスのウイスキーの言だが、丸呑みできるかは別として詳しく見ていきたい。
堕神がどうやって生まれるかは不明だが、堕神化という現象は人間、食霊に起こる。メインストでは、何が目的かまでは語られなかったが、学院では薬で人間を堕神化する研究がされていた。その薬は奪われ、今では食霊を堕神化するものに変わっている。
食霊エピでは紅茶が心因的なものから、黒トリュフが「混沌」の影を目撃し堕神化。どちらももとに戻る手立てはあったため、食霊に戻っている。
堕神化した人間はドーナツエピにも出てくる。神が受け入れたのは堕神だという彼は、食霊は人間のために生まれていないとも言った。
出典が不明なのだが、堕神は創始の神の邪悪な心から生まれたという話も出ている。
これは後に語るが、創始の神はおそらく紀元戦争で人間が勝利したときに、ティアラを諦めて眠りについている。そして人間を滅ぼそうとしてすらいるように見える。滅ぼすために堕神をティアラに出現させたのだとしたら。そして、同じもので出来ている食霊もその神の意志を受けているのだとしたら。食霊が人間の味方であるのならば、おそらく契約というものが作られたからで、あとは食霊たちの善意に寄るしかないのではないか。
ならば、麻辣ザリガニのOPからメインストの行動は世界の摂理として矛盾しない。そもそも彼は人間が大嫌いだ。
逆に、あれほど悲惨に見えた桜の島の黄泉が、人間の尊厳を保ったまま堕神となっているユートピアではないかとも見えてくる。少なくとも堕神の眷属である彼らは、創始の神に人間とはみなされないだろう。
明確な説明はされておらず、ストーリーの根幹をなす要素の一つのわりには謎の部分が多い。
学院で作られた技術であり、料理御侍が食霊ともに戦うために必要不可欠なもの。契約というからにはなにかしらの約束事を交わすのだろうが、一体その内容はどうなっているのか、まったくの不明といっていい。
描写を見ると、御侍が食霊を召喚し契約、契約の存在は食霊は感じ取ることができるようだが、御侍側はわからないようだ。自動的に切れるのは御侍が死亡したとき、契約が切れたと感じられるようだ。
契約が作られた時期は麻辣ザリガニのエピソードで判明している。三一年に技術が完成し、食霊への埋め込みが成功している。契約は後発技術だ。対堕神兵器が創造されたのが二二年であり、九年間契約がない状態で「対堕神兵器」が存在していることになる。その間、麻辣ザリガニは研究室を脱走している。契約がない時点で脱走などもあり、すべての食霊に埋め込まれているのか、ということが疑問になってくる(読めなかったが、ペッパーシャコのエピに一度麻辣ザリガニは研究室に戻っている記述があるようだ。なら、麻辣ザリガニは契約がある可能性が高い)。
また、召喚との関係性もわからない。これは後述する。
契約の内容とは、一体どのようなものだろうか。言ったように、ほとんどが不明である。
実験中ではないだろうかという描写が麻辣ザリガニのエピにある。食霊同士を戦わせる、しかも殺せと命令を下されるものだ。麻辣ザリガニはおかしいと感じ、とっさに逃げようとするが、人間側はそれを恐れていた事態としている。実験そのものは失敗ということで、ためらいなく食霊同士が戦えば成功だと見て取れる。この実験の意味は、食霊の自我が芽生える、または自分の意志を持って人間の命令を拒否することが、失敗だということだろう。これが契約そのものの実験なのか、対堕神兵器の規定実験なのかはわからないが、関係があるだろうとは想像できる。
この実験の結果、契約が例えば絶対に命令に服従するものだったり、人間を絶対に襲わないようにするものだったり、そういったものであれば話は早いのだが、ストーリーを見れば分かるように、おそらく食霊が思えば人間に害意を及ぼせるのである。強制力のあるものは作れなかったということだろうか。
蛇足だが、内容についてメインストにあるもので、おそらくこの設定は削除されたのであろうというものがある。食霊が危機的状況に陥れば御侍のもとに戻ってくる、という自動的な召喚のようなシステムだが、紫陽花イベの水信玄餅の過去や、度々誘拐などの被害も見受けられるため、メインストの記述とは合わない。
また、契約を結んだり切ったりする条件も不明である。いくつかの例を見たいと思う。
食霊、または人間でも契約を切れないのではないかということが、カッサータエピで見受けられる。ウイスキーが一枚噛んでいるため、どこまで本当かはわからないが、かなり強制的に契約を御侍から切られている。かと思えば、黄山毛峰茶とモクセイケーキが旅の先々で料理御侍と気軽に契約を結び、堕神討伐などの協力をしている記述がある。
水信玄餅は契約中に別の人間に契約を迫られている。彼は頷かなかったが、結局は契約を結ばされる。しかし、このときにタイムラグが生じている。水信玄餅が監禁されている間に本来の御侍は死亡している。おそらく、御侍が死んだから、新しい契約が発生したのではないかと思われる。二重契約は不可能ということだろう。契約書に無理やりサインをさせられる、そこに食霊の意志はないようだ。
契約書といえばミネラルオイスターの御侍も、契約書を使い、オイスターを手放すとパスタに約束している。これはエピソード内で、効力があるかどうかも分からない、とあるため、契約書そのものの効力はやはり謎のままであるけれども、オイスターの契約は切れているようだ。
列挙してみたが、ほとんど疑問がループ状態に陥るため、結論は出せない。分かることは、契約は人間側から切れるかもしれないが、食霊側からは不可能ではないかということか。
契約については、不可思議な話がもう一つ。主人公がライスと出会った時、彼女を召喚していないにも関わらず、すでに契約がされている。いつ契約したか、主人公が覚えていないのである。これは妄想なのだが、御侍が死んだ場合契約は自動的に切れる、けれども、食霊が消失しても、同じ御侍に再召喚されればどうだろうか。ライスは学院の実験途中で破棄されている二号実験体だとして、それ以前、もしくは再召喚されたとき、転生する主人公と魂を同じくする御侍と契約しており、もしかしたらその契約が生きている可能性もあるのではないか。
学院で作られた技術であり、料理御侍が食霊ともに戦うために必要不可欠なもの。契約というからにはなにかしらの約束事を交わすのだろうが、一体その内容はどうなっているのか、まったくの不明といっていい。
描写を見ると、御侍が食霊を召喚し契約、契約の存在は食霊は感じ取ることができるようだが、御侍側はわからないようだ。自動的に切れるのは御侍が死亡したとき、契約が切れたと感じられるようだ。
契約が作られた時期は麻辣ザリガニのエピソードで判明している。三一年に技術が完成し、食霊への埋め込みが成功している。契約は後発技術だ。対堕神兵器が創造されたのが二二年であり、九年間契約がない状態で「対堕神兵器」が存在していることになる。その間、麻辣ザリガニは研究室を脱走している。契約がない時点で脱走などもあり、すべての食霊に埋め込まれているのか、ということが疑問になってくる(読めなかったが、ペッパーシャコのエピに一度麻辣ザリガニは研究室に戻っている記述があるようだ。なら、麻辣ザリガニは契約がある可能性が高い)。
また、召喚との関係性もわからない。これは後述する。
契約の内容とは、一体どのようなものだろうか。言ったように、ほとんどが不明である。
実験中ではないだろうかという描写が麻辣ザリガニのエピにある。食霊同士を戦わせる、しかも殺せと命令を下されるものだ。麻辣ザリガニはおかしいと感じ、とっさに逃げようとするが、人間側はそれを恐れていた事態としている。実験そのものは失敗ということで、ためらいなく食霊同士が戦えば成功だと見て取れる。この実験の意味は、食霊の自我が芽生える、または自分の意志を持って人間の命令を拒否することが、失敗だということだろう。これが契約そのものの実験なのか、対堕神兵器の規定実験なのかはわからないが、関係があるだろうとは想像できる。
この実験の結果、契約が例えば絶対に命令に服従するものだったり、人間を絶対に襲わないようにするものだったり、そういったものであれば話は早いのだが、ストーリーを見れば分かるように、おそらく食霊が思えば人間に害意を及ぼせるのである。強制力のあるものは作れなかったということだろうか。
蛇足だが、内容についてメインストにあるもので、おそらくこの設定は削除されたのであろうというものがある。食霊が危機的状況に陥れば御侍のもとに戻ってくる、という自動的な召喚のようなシステムだが、紫陽花イベの水信玄餅の過去や、度々誘拐などの被害も見受けられるため、メインストの記述とは合わない。
また、契約を結んだり切ったりする条件も不明である。いくつかの例を見たいと思う。
食霊、または人間でも契約を切れないのではないかということが、カッサータエピで見受けられる。ウイスキーが一枚噛んでいるため、どこまで本当かはわからないが、かなり強制的に契約を御侍から切られている。かと思えば、黄山毛峰茶とモクセイケーキが旅の先々で料理御侍と気軽に契約を結び、堕神討伐などの協力をしている記述がある。
水信玄餅は契約中に別の人間に契約を迫られている。彼は頷かなかったが、結局は契約を結ばされる。しかし、このときにタイムラグが生じている。水信玄餅が監禁されている間に本来の御侍は死亡している。おそらく、御侍が死んだから、新しい契約が発生したのではないかと思われる。二重契約は不可能ということだろう。契約書に無理やりサインをさせられる、そこに食霊の意志はないようだ。
契約書といえばミネラルオイスターの御侍も、契約書を使い、オイスターを手放すとパスタに約束している。これはエピソード内で、効力があるかどうかも分からない、とあるため、契約書そのものの効力はやはり謎のままであるけれども、オイスターの契約は切れているようだ。
列挙してみたが、ほとんど疑問がループ状態に陥るため、結論は出せない。分かることは、契約は人間側から切れるかもしれないが、食霊側からは不可能ではないかということか。
契約については、不可思議な話がもう一つ。主人公がライスと出会った時、彼女を召喚していないにも関わらず、すでに契約がされている。いつ契約したか、主人公が覚えていないのである。これは妄想なのだが、御侍が死んだ場合契約は自動的に切れる、けれども、食霊が消失しても、同じ御侍に再召喚されればどうだろうか。ライスは学院の実験途中で破棄されている二号実験体だとして、それ以前、もしくは再召喚されたとき、転生する主人公と魂を同じくする御侍と契約しており、もしかしたらその契約が生きている可能性もあるのではないか。
学院で「創られた」対堕神兵器。この、創られたという単語は大陸概要に見ることができる。また大規模な実験を学院で行った後に食霊が実用化されたのは、麻辣ザリガニ、ライス、ペッパーシャコのエピなどでも確認できる。
この、「創られた」という言葉の意味はなんなのか。
食霊は霊体が本質、身体は模造だという(メインスト)。身体はなにで造られているか、それも不明だが、おそらく物質化しているはずだ。人間よりは頑丈だが、傷を負えば血とともに霊力が流れ、枯渇すれば消失するという。学院が作ったのは身体かと思ったが、クレープなど、実験が終了しているのに新たに召喚されている食霊が多い。ならば、霊体のほうかとも思うが、それにしては不思議な点が多い。
ビビンバエピでは、彼女の御侍が「食物から霊」を召喚できる方法があると聞き、熱心に試みて、ビビンバやテンジャンチゲたちを召喚した。
最近ではマティーニとビールの会話で、食霊に耳の尖った「種族」がいるということが分かった。しかし、おそらくマティーニが言っているのは精霊族――人間の前に栄えた種族で、なぜか彼らが食霊となって召喚されているのだ。
食霊は見れば食霊と分かるらしいのだが、まれに区別出来ないものもいる。ウイスキーとフルーツタルトがそれだが、人間と食霊の両方が見ても彼らが食霊だと最後の最後まで気づかれない。
そのほか、魚のヒレを持つものや動物の耳、尻尾などをもつものがいるが、これはティアラおける料理の特徴が出たものだろう(ビールエピ)。
そして、食霊が元はこの世界のものではないような記述もある。サブストーリーでは、たい焼きが、この世界にやってきて人間が短命だということを知った、ということを発言している。他、確認できる範囲では、紅茶、ビールがエピソードで「この世界では」と、まるで別の世界が存在して、自分たちはそこから来ているような事を言っている。別の世界については後述する。
このように、食霊のどの側面においても一から学院が作ったとは言えない気がする。食霊に関して創ったと言えるのは契約だけではないか。ならば、「食霊」という存在を定義した程度のものかと推測するが、詳しいことはまだ情報が出る可能性があるので結論は待ちたい。
この、「創られた」という言葉の意味はなんなのか。
食霊は霊体が本質、身体は模造だという(メインスト)。身体はなにで造られているか、それも不明だが、おそらく物質化しているはずだ。人間よりは頑丈だが、傷を負えば血とともに霊力が流れ、枯渇すれば消失するという。学院が作ったのは身体かと思ったが、クレープなど、実験が終了しているのに新たに召喚されている食霊が多い。ならば、霊体のほうかとも思うが、それにしては不思議な点が多い。
ビビンバエピでは、彼女の御侍が「食物から霊」を召喚できる方法があると聞き、熱心に試みて、ビビンバやテンジャンチゲたちを召喚した。
最近ではマティーニとビールの会話で、食霊に耳の尖った「種族」がいるということが分かった。しかし、おそらくマティーニが言っているのは精霊族――人間の前に栄えた種族で、なぜか彼らが食霊となって召喚されているのだ。
食霊は見れば食霊と分かるらしいのだが、まれに区別出来ないものもいる。ウイスキーとフルーツタルトがそれだが、人間と食霊の両方が見ても彼らが食霊だと最後の最後まで気づかれない。
そのほか、魚のヒレを持つものや動物の耳、尻尾などをもつものがいるが、これはティアラおける料理の特徴が出たものだろう(ビールエピ)。
そして、食霊が元はこの世界のものではないような記述もある。サブストーリーでは、たい焼きが、この世界にやってきて人間が短命だということを知った、ということを発言している。他、確認できる範囲では、紅茶、ビールがエピソードで「この世界では」と、まるで別の世界が存在して、自分たちはそこから来ているような事を言っている。別の世界については後述する。
このように、食霊のどの側面においても一から学院が作ったとは言えない気がする。食霊に関して創ったと言えるのは契約だけではないか。ならば、「食霊」という存在を定義した程度のものかと推測するが、詳しいことはまだ情報が出る可能性があるので結論は待ちたい。
そもそも食霊という存在はなんなのか、と問うにしても、なかなか情報がない。パスキャスにて、夢の力でできており、食霊は人間の『善』からできて、堕神は『悪』から出来ている、という言があったが、このように堕神と表裏一体である可能性があり、そちらは次項で記述したい。本来なら次項の堕神を先に持ってくるべきだったが、主体は食霊だろうと思ったので先に書かせていただいた。
魔導学院での、食霊実用化に向けての実験から、進化のように四タイプに分かれるのではないかと思う。それぞれエピから読みとるニュアンス以上の論拠はないが、書いておく。
まず、対堕神兵器として生まれた二二年頃の「食霊」。正式に名前は決定されておらず、学院の実験室で被検体とされていた、麻辣ザリガニ、ライス、ペッパーシャコなどがそれに該当する。続いて、契約技術が生まれ、それを埋め込まれつつあった、やはりまだ名前のない「食霊」。五六年、食霊と名付けられた後に召喚された――トックックやビビンバなど。最後に二一六年、一般的に食霊が社会に浸透し始めたころ。
まず、対堕神兵器として生まれた二二年頃の「食霊」。正式に名前は決定されておらず、学院の実験室で被検体とされていた、麻辣ザリガニ、ライス、ペッパーシャコなどがそれに該当する。続いて、契約技術が生まれ、それを埋め込まれつつあった、やはりまだ名前のない「食霊」。五六年、食霊と名付けられた後に召喚された――トックックやビビンバなど。最後に二一六年、一般的に食霊が社会に浸透し始めたころ。
社会的には食霊はどのような存在だろうか。
食霊が生まれてから、段階的に人間の社会で市民権を得ていっているようだ。初期は桜餅、トックックなど、堕神と戦う兵器としての意義が強かったのだろうと伺わせる。だんだんとその存在が一種の褒賞めいたものになっていくのが、フォアグラソテー、パスタエピで分かる。貴族のステータスや、御侍も含めて国の重要な財産ともみなされている。
一般的な、人間の良き隣人となるのは、おそらく三〇〇年以降のことだろう。サタンカフェが人間と食霊の関係を安定させるために奔走したのもこの頃で、食霊の数がかなり増えてきたのではないだろうか。
ローストターキーやシャンパンなど、支配者側になることもある。最初から人間の国で、今なお人間の国であり、王が食霊となるとやはり反発などもあったが、長い目で見ると支配者が長寿で、安定的な政治が行われるというのは安心感もあるようだ。シャンパンにしろローストターキーにしろ、良き食霊であったことも大きな理由の一つだろう。
食霊専門の組織も社会的に認められているようだ。食霊執行機関「ホルスの眼」や、ペリゴール研究所、法王庁もおそらく食霊の集団となるようだが、その名前や権威は人間の社会でも浸透しているようである。ただただ人間に使役される食霊、という図式はメインストーリー時点では皆無なのだろう。
食霊が生まれてから、段階的に人間の社会で市民権を得ていっているようだ。初期は桜餅、トックックなど、堕神と戦う兵器としての意義が強かったのだろうと伺わせる。だんだんとその存在が一種の褒賞めいたものになっていくのが、フォアグラソテー、パスタエピで分かる。貴族のステータスや、御侍も含めて国の重要な財産ともみなされている。
一般的な、人間の良き隣人となるのは、おそらく三〇〇年以降のことだろう。サタンカフェが人間と食霊の関係を安定させるために奔走したのもこの頃で、食霊の数がかなり増えてきたのではないだろうか。
ローストターキーやシャンパンなど、支配者側になることもある。最初から人間の国で、今なお人間の国であり、王が食霊となるとやはり反発などもあったが、長い目で見ると支配者が長寿で、安定的な政治が行われるというのは安心感もあるようだ。シャンパンにしろローストターキーにしろ、良き食霊であったことも大きな理由の一つだろう。
食霊専門の組織も社会的に認められているようだ。食霊執行機関「ホルスの眼」や、ペリゴール研究所、法王庁もおそらく食霊の集団となるようだが、その名前や権威は人間の社会でも浸透しているようである。ただただ人間に使役される食霊、という図式はメインストーリー時点では皆無なのだろう。
食霊の存在がティアラに単体であるという証明。
同一の食霊が何体もいるとは考えにくい。プレイアブルの食霊のボイスはエピの内容をしゃべっているからイコールの存在だとして、本編、イベに出てきている食霊たちとは記憶経歴等は矛盾しない。矛盾点は主人公御侍と契約しているか否かで、ザリガニ、さんまの塩焼き、ティラミスなどがメインストーリーと明確に矛盾する。
エピソードとメインストーリーとプレイアブルのそれぞれ、またはそれ以外の同一の食霊がいるとすれば、フーファンの構成上、その要素もシナリオやシステムに含まれるはず。
この時点でシナリオ上、エピソードは「幾人かいるうちの誰か一人のエピソード」となり、ゲームシステムの中で存在意義がまったくの無意味になる。ティアラの歴史に関わるものも多く、エピソードがすべて無意味ならば、メインストーリーも崩壊する。
矛盾点をメタとしない場合の問題点はいくつかあるが、同一の食霊がいるとは思えない、または知らない行動をするキャラが多く、料理御侍の主人公と、食霊当人たちが「同一の食霊」を総すかんはフーファンのシナリオ性質上ありえないといっていい。 例えば、ミルフィーユはパステル・デ・ナタのお菓子がほしいだけなのに、サタンカフェにいる一番の難関のパステル・デ・ナタをわざわざ口説いている。
矛盾をクリアできる方法はあるにはある。記憶の同期で、何らかの方法で同一の食霊とは記憶を共有するならば、例えばどのザリガニもどの塩辛い豆花に話しかけることが出来て、どの甘い豆花も塩辛い豆花と御侍をともにした記憶を語ることができる。記憶をファイル別個に増やしていくタイプだろう、上書きタイプだとそれぞれ仲間がいないザリガニ、北京ダック、さんまの塩焼き、ワンタンという大いなる矛盾で当人たちがバグを起こすことが考えられる。
そうであってもイベントなど、誰一人「余が知っているビールなのか?」のような話がない。上書き同期ではないとするなら、繰り返すが、シナリオの性質上同一の食霊の説明がないのはありえない。
また、料理御侍の上層部の方の部下の主人公と、食霊当人たちが「同一の食霊」の存在を知らないそぶりをする理由がない。
同一の食霊の存在が根強く囁かれるのは、他ゲーム、ポケモン、艦これ(とうらぶ)等の、ある程度同種で個体が確立されている(またはすることができる)タイプのものの影響が強い気がする。また、メインストーリーでライスを即座に言い当てたオリビア、ダブルアイスのランクを知っている主人公御侍等で、多様な個体がいるように錯覚することは否めない。
また、同じキャラをガチャで引いても重ねることしか出来ない。そして、協力作戦では同じ食霊を部隊に入れることが出来ない。これはメタではなくシナリオ上のファクターだと思われる。
だがしかし、それとは別に、ランクSPという存在が誕生した。この同期する同一存在であるのではないかと、シナリオが到着していない日版プレイヤーは妄想するのだが。
同一の食霊が何体もいるとは考えにくい。プレイアブルの食霊のボイスはエピの内容をしゃべっているからイコールの存在だとして、本編、イベに出てきている食霊たちとは記憶経歴等は矛盾しない。矛盾点は主人公御侍と契約しているか否かで、ザリガニ、さんまの塩焼き、ティラミスなどがメインストーリーと明確に矛盾する。
エピソードとメインストーリーとプレイアブルのそれぞれ、またはそれ以外の同一の食霊がいるとすれば、フーファンの構成上、その要素もシナリオやシステムに含まれるはず。
この時点でシナリオ上、エピソードは「幾人かいるうちの誰か一人のエピソード」となり、ゲームシステムの中で存在意義がまったくの無意味になる。ティアラの歴史に関わるものも多く、エピソードがすべて無意味ならば、メインストーリーも崩壊する。
矛盾点をメタとしない場合の問題点はいくつかあるが、同一の食霊がいるとは思えない、または知らない行動をするキャラが多く、料理御侍の主人公と、食霊当人たちが「同一の食霊」を総すかんはフーファンのシナリオ性質上ありえないといっていい。 例えば、ミルフィーユはパステル・デ・ナタのお菓子がほしいだけなのに、サタンカフェにいる一番の難関のパステル・デ・ナタをわざわざ口説いている。
矛盾をクリアできる方法はあるにはある。記憶の同期で、何らかの方法で同一の食霊とは記憶を共有するならば、例えばどのザリガニもどの塩辛い豆花に話しかけることが出来て、どの甘い豆花も塩辛い豆花と御侍をともにした記憶を語ることができる。記憶をファイル別個に増やしていくタイプだろう、上書きタイプだとそれぞれ仲間がいないザリガニ、北京ダック、さんまの塩焼き、ワンタンという大いなる矛盾で当人たちがバグを起こすことが考えられる。
そうであってもイベントなど、誰一人「余が知っているビールなのか?」のような話がない。上書き同期ではないとするなら、繰り返すが、シナリオの性質上同一の食霊の説明がないのはありえない。
また、料理御侍の上層部の方の部下の主人公と、食霊当人たちが「同一の食霊」の存在を知らないそぶりをする理由がない。
同一の食霊の存在が根強く囁かれるのは、他ゲーム、ポケモン、艦これ(とうらぶ)等の、ある程度同種で個体が確立されている(またはすることができる)タイプのものの影響が強い気がする。また、メインストーリーでライスを即座に言い当てたオリビア、ダブルアイスのランクを知っている主人公御侍等で、多様な個体がいるように錯覚することは否めない。
また、同じキャラをガチャで引いても重ねることしか出来ない。そして、協力作戦では同じ食霊を部隊に入れることが出来ない。これはメタではなくシナリオ上のファクターだと思われる。
だがしかし、それとは別に、ランクSPという存在が誕生した。この同期する同一存在であるのではないかと、シナリオが到着していない日版プレイヤーは妄想するのだが。