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【フーファン考察用blog】 【日版ゲーム内すべてのネタバレ、本家の一部資料、または未実装情報等で占められています。】
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 ゲーム本編時点までに存在として確認できる神は、創始の神、邪神オクタヴィア、混沌、神君、パティ、武夷大紅袍、小夜。
 中華フェスにて、餃子と佛跳牆の会話から、ティアラも神であるとなっている可能性がある。法王庁の神は概念の話であって、実在しているものではないとし、今回は省く。また、神恩理会の神はわからないが、ドーナツが理論としての神を許容している。混沌の絡みをみると創始の神ではないだろうかとも思うが、現時点で確認できていない。
 武夷大紅袍も神と言われているが、エピソードが実装されておらず不明。キャビアの言う虚空の神は、彼のみの言であり、今のところなにについて言っているのかは不明であるので今回は省かせていただく。
 SPライスも女神であるのではないかと疑っているのだが、シナリオの日本上陸を待たれる。
 神君、パティ、小夜に関しては神となるプロセスはほぼ一緒で、彼らを祈る人がいることでその存在が確立されるようだ。
 パティは、もともとはパラータ王都周辺の土着信仰の孔雀の神だが(王家の存亡が怪しいため、そちらでの信仰は疑われる)、北荒集落の人々の心の支えにもなっている。さんまの塩焼きを召喚した小夜は、猫又で氏神と同一視されたため祀られ、周辺地域の過疎により、ついに消滅した。
 神君は、光耀大陸の望京にいる。長過ぎる生ゆえに、四〇〇年の周期で代替わりをする。対になる神官がおり、その神官の一生分の祈りを捧げられ、特別な力を持った神となる。玉京動乱からみると、光耀大陸の国々は、一定の信仰と権威を神君に見ているのだろうと思われる。
 白虎の名前はゲームの大陸概要にある。王暦三年以降に天城を築き、堕神の侵攻を防いだという。今代は朱雀となっている。
 祈りによる神についてはある程度分かっているが、創始の神はじめ、人間の目に触れない神の実態はほとんど不明なので語れない。
 ゲーム内で創始の神の記述があるのは図鑑の大陸概要のみ。年表に関しては本国資料からであり、間違いはないがシナリオの中で語られてはいない。いつかメインストーリーで出ると信じたい。
 創始の神はつまり宇宙創造の神だが、ティアラの紀元戦争が契機で眠るようになったのなら惑星はティアラのみの可能性が高い。
 こうも考えられないだろうか。前述した祈りのプロセスが適用されるなら、信仰していた精霊族がほぼ絶滅した紀元戦争以降、誰も祈らなくなり力が激減した。
 そして、食霊と堕神の件や、人間が蘇生できないところを見ると、創始の神の庇護に人間は入らないということだ。そして、人間が支配するティアラを諦めたのではないかという仮定を立ててみる。
 邪神オクタヴィアについても何一つ記述がない。大陸概要と、邪神については存在がメインストに触れられているのみ。なぜオクタヴィアなものが邪神となったのかもちろん不明だ。
 いくつか気になる点がある。白トリュフエピで混沌を召喚しようとした邪教は、ある堕神を信仰しているという。邪教によって信仰されているなら、その堕神も神である可能性はある。つまり、ドーナツたちは堕神としているが、神話生物が堕神になる例もあることであるし、邪教の信仰する堕神と邪神オクタヴィアは同じものではないのだろうか。
 そして、邪教が混沌を召喚しようとした理由は、邪神を呼び出そうそしてではないか、つまり混沌を完全に召喚してしまえば、邪神が発生するのではないか?という推測をした。邪神オクタヴィアは混沌を召喚したのではないかということだ。
 混沌については、神霊であるという記述が白トリュフエピにある。混沌については後述するティアラなどにも関係が深い。筆者は本国資料から混沌というものは状態を表すもので、例えば文明がほとんどなく、人間は住めず堕神が大量にいるようなところだと思っていたのだが、「混沌」が霊体あるいは、神として存在しているのなら話が違う。
 そして、混沌は中国神話に登場する。万物創世の初めは混沌であったという。こちらもほとんど神格化しているため、モチーフはこれだろう。
 本国資料とすり合わせるなら、混沌は神言八峰の向こう側にいることになるのだが……
 そこで思いついたのが、邪神遺跡である。邪神遺跡はライフラストの極寒の地から、神言八峰の麓である氷涙湖のそばにまでまたがる遺跡で、学院が調査しているが全貌は見えていない。そしてユーザーにとっては泣くも笑うも堕神次第、熾烈なランキングを毎週繰り返すあそこである。神言八峰の直ぐそばであり、神言八峰には邪神が封印されている。つまり、混沌にも近いのではないか?一〇〇階にわたり出現する大量の堕神は、つまり混沌を見るなりした生物や人間、あるいは食霊ではないだろうか。堕神遺跡ではなく、邪神遺跡となっているのがものすごく不思議なのだ。
 ティアラは神か、ということは中華フェスにすこし出ていた会話を筆者が曲解したかもしれない。ただ、夢の力を蓄えた惑星というのが、この世界ではどういう位置づけなのかは気になった。


200705に新しい情報ととともに記事投げました。
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考察本のそのまま引用です。情報は古いので間違っていることが多いが、整理のため残しておく。


 仮定が多く、なぜそう考えたか説明をする。なおサタンカフェについてははっきりとエピソードに年号が出ていたため割愛。
①②③⑤B-52、時のレクイエム、パスタキャッスルの悪夢【関連:竹煙質屋、闇を照らす光、ビール、マンゴープリン、サンドイッチ、トースト】
 イベント自体が大型であるのもさることながら、食霊たちの関係性が複雑に絡み合っているため、屈指の難解な出来事である。
 年代は確信できない推測である。
論拠は「ビール・オイスターエピに竹煙質屋が出てきている」という一点のみで、竹煙質屋が成立した三〇〇年以降のビール・オイスターエピの直後にパスキャス、ということしか判明していない。オイスターエピの竹煙での最後の会話からパスキャスの直前であることがわかる。
 あとはすべて仮定である。順に述べていくと、ビール・オイスターエピの少し前にB-52のパスタからの離反がある。B-52がパスタの元になぜいたのかはB-52のエピ、もうひとつトーストエピに状況が詳しく書かれている。そして、トーストエピにはサンドイッチが登場する。この時サンドイッチには御侍がいて、それがサンドイッチのエピの御侍であるならば、マンゴープリンエピへと繋がり、マンゴープリンエピは時レクと時をほぼ同じくする。この点で、サンドイッチの御侍がエピのヴィヴィアンでなければ、この仮定は成り立たない。
 トーストエピのサンドイッチの御侍がヴィヴィアンであると仮定して話をすすめる。ヴィヴィアンの父親は「ギャンブラー伯爵」と名を馳せていたギャンブル好きの伯爵だった。これからはそれぞれ実名で記載されていないので推測であるが、ギャンブラー伯爵は欲に目がくらみ、広大な領地を持つ公爵に賭けをもちかけ、土地を獲得しようと画策する(サンドイッチエピ)。この公爵が時レクのガゼット公爵である。
 ガゼット公爵がサンドイッチエピの公爵であると仮定たらしめる理由は、時レクの、食霊を召喚したために国王から恩賞として土地を賜ったというサブスト、そして彼が殺される理由となった子爵邸の火事、子爵はマンゴープリンエピのペル子爵である。ペル子爵はギャンブラー伯爵から支援を受けていて、伯爵失脚後は急速に力を失い、そして火災で命を落とす。
 余談だが、時レクによるとペル子爵邸火災は、ガゼット公爵の指示による放火という話であったが、証拠は執事が持っていた息子の友人からの告発文のみである。また、ホルスの眼の関係者名簿に執事の息子の名前はない。スフレが子爵邸で、「子爵の一番の娘」に仕えていたことがエピⅠで判明している。真相はスフレエピで分かるようだ。
 整理すると、パスキャスが三〇〇年以降、それからB-52、トーストのエピソードを軸にさかのぼり、数年前に時レク、マンゴープリン・サンドイッチエピがあると推測される。
 さらに詳しくエピソードを並べるなら、サンドイッチエピの貴族政権の崩壊という言葉に着目する。サンドイッチとポップコーンが出会ったのが政権崩壊から二年後である。その時点でヴィヴィアンは未成年であり、ならば伯爵失脚のころにさかのぼっても数年である。時レクの子爵邸火事は一年前、トーストの御侍が結婚し、子供が生まれる頃にB-52の噂を聞く。ガゼット公爵が力を持っていたことから、時レクは貴族政権の末期で、おそらく貴族が大きな顔をしていたトーストエピの頃とほぼ同時期ではないだろうか。つまり、
ガゼット公爵が食霊召喚に成功(可能性としてフルーツタルト)
 →
サンドイッチエピ→数年後にマンゴープリンエピ(子爵邸火事)
 →
一年後にトーストエピ・B-52エピⅠ・時レク
 →
B-52・ブラウニーエピ→ビール・オイスターエピ
 →
パスキャス
 となる。
 そして、ミルフィーユ小隊、ウォッカがそれぞれB-52とボルシチに絡み、テキーライベの最後の手紙はパスタが差出人だとすると、マルガリータエピもこの間に発生している。マルガリータは、おそらくパスキャスの頃にはパスタのもとに保護されている。その後のボルシチイベでは名前が出ている。
 番外で、オペラエピもフルーツタルト(公爵夫人)、ガゼット公爵の登場があり、スフレが公爵夫人に仕えているため時レクの直前である。
 ウイスキーがすでに活動しているので、遊園地組(ピザ、カッサータ、チーズ)のエピにも関係してくる。
 パスタの召喚時期はボルシチイベで推測できる。ジョン卿はパスタの元御侍に金を借りに来た貧民である。彼が名前を変えて娘たちをあちこちに嫁がせていた、その年月を考えるとパスタの召喚はボルシチイベから二~三〇年前のことだろう。
 また、パスタたちと法王庁はエピソードを見れば関係が深い。法王庁との因縁はブラッドソーセージやシュールストレミングのエピを見ればわかる。そしてプレッツェルはブラッディーマリー、関係のある赤ワイン、ビーフステーキ、ローストターキーとも広がっていくので、この大型イベの連なりは食霊の関係性のカンブリア紀と言っていい。
④ミルフィーユ小隊【関連:パスタ、サタンカフェ】
 なお、ミルフィーユ小隊はユーザー内の呼称。便宜上使用する
 成立時期は厳密には不明。パステル・デ・ナタの動向と、B-52のエピから逆算し、ミルフィーユの召喚時期を割り出している。年表には約二八五年に召喚としている。ブラウニーはこの前後に召喚されている。
 パステル・デ・ナタエピが、彼がサタンカフェに加入した三四〇年以降である。B-52がミルフィーユ、ブラウニーと出会うのが三〇〇年前後であるため、それ以前にはパステル・デ・ナタとミルフィーユが出会っている(ミルフィーユエピ)。ミルフィーユは御侍と十数年一緒だった。
 以上から、B-52とミルフィーユたちが出会う前、約二八五年頃にミルフィーユが召喚されているという仮定をした。
 ミルフィーユはパステル・デ・ナタを仲間に引き入れようとするが失敗、B-52はパスタから離れて行動をともにし、エクレアはパステル・デ・ナタエピの際、名前も出てこなかったのでそれ以降の加入と考えている。
 余談だが、一周年イベの、ポストに入る手紙でボルシチがB-52がミルフィーユのところにいるという話をするが、その際にパスタと仲が悪いと書いている。以前から仲が悪いようなので、なにかあったのだろうが、場合によってはそのエピソードが挟まれると、ミルフィーユの召喚時期がさらに繰り上がるかもしれない。
⑥竹煙質屋【関連:臘八粥、麻婆豆腐、ビール、串串香】
 成立時期が割とはっきりと分かっていたのに見落としていたため、大型イベその他すべてを半年以上特定できなかった痛恨の魚香肉糸さん……
 おそらく食霊社会において一大勢力であろう竹煙質屋。成立はサタンカフェにやや遅れて三〇〇年以降だと思われる(魚香肉糸エピ)。最低でもビール・オイスターエピの頃までにはある程度のメンバーを集めて情報屋として名を売っている。港町景安の近くに店を構えている。
 加入の時系列としては、玉京動乱(四〇〇年前後)のしばらく経ってから酸梅湯が加入、その前後に竹飯。その後にタンフールー、焼餅が加入している。
 三〇〇年に北京ダック・魚香肉糸のエピだが、その後酸梅湯が加入するまで仲間が増えた気配がない。竹飯は不確定であるが、焼餅が来る頃にはすでに一員であり、酸梅湯も登場する。ビールエピでは北京ダックと魚香肉糸のふたりのみが登場しているため、酸梅湯はいないと考えているが、もしかしたらさらに年代は下るかもしれない。
 目的は邪教の完全撲滅で、情報を売買しながらおそらく邪教の情報を探っているのだと思われる。
 北京ダックはザリガニと険悪の仲だが(人間への感情のベクトルがまったく違うためだろう)、ビールに何度も取りもってもらっているようだ。
 ビールがオイスターと出会ったエピソードに竹煙質屋が出ているため、その直後のパスキャス、ひいてはその前のB-52のエピソード、それにつながるトーストエピからおそらく続いているであろうマンゴープリンエピ、時レクと、竹煙質屋の成立年代で大量の出来事が年代特定できる。
 地理・商売の成り行きで佛跳牆とも浅からぬ縁がある。西湖龍井とも同盟を組み、パスタとも顔見知りであるようだ(ただし、仲は良くないようである)。情報屋らしく、顔は広い。
 蛇足だが、臘八粥は邪教の被害をこうむり、お屠蘇とともに邪教の「国」を探していたが、現在邪教の国家として上がっているのは北京ダックエピの国のみである。そのため臘八粥エピは北京ダックエピとほぼ時を同じくしていると考えられる。
⑦⑧忘憂舎、鳥居私塾、紅葉小舎【関連:ビール、お屠蘇、竹煙質屋】
 鳥居私塾と紅葉小舎の成立を、二三四年前後とし、忘憂舎の成立はそれ以前とした。
 主に参考にしたのは、紫陽花と雨宿りのイベントストーリーで(以下、紫陽花イベ)ある。紗良が少女の頃にはすでに堕神が大量に出現している。それなら犬神が覚醒し、その能力で黄泉の覇権を握ろうとしているときではないかと思い、そのようにした。紫陽花イベの前に打倒蛇君イベント(以下、そうめんイベ)がある。
 紫陽花イベの頃には、紅葉小舎には味噌汁と天ぷら、鳥居私塾には猫まんまと、そして桜餅がいる。桜餅のエピソードは、霊火が出現した二一六年以降である。猫まんまのエピソードに鳥居にいる桜餅がいるため、最高でも紫陽花イベはその後である。イベントの様子ではその他のメンバーが見えないため、どら焼きたちが来る前の黎明期だろうと想像できる。
 一応の検証として、後述するが、三〇〇年頃には桜の島が鎖国し、料理御侍ギルドの桜の島支部は撤退していると考えられるため、最低三〇〇年までには紫陽花イベは発生していると仮定できる。
 忘憂舎の成立は、はっきりとはわからない。紫陽花イベの流しそうめんルートで花の名所として名前が出ていていることから、少なくともそれ以前に出来ている。
 なおプレイヤーの中では鳥居私塾、竹煙質屋、どちらも有名な食霊の集まりだが、どちらにもビールという顔の広い食霊が関わっている割には、創世日祭典まで出会ったことがないようだ。
⑨星芒事務所【関連:時のレクイエム、サンドイッチ、ガイダンジャイ】
 メンバーが集まり始めた時期は不明。
 メンバーの量の多さと、それぞれのエピソードが複雑に絡んでいるため記載しておく。
最初に事務所に入ったのはマンゴープリンだが、彼女のエピソードの過去は時のレクイエム(以下、時レク)に関わっているため、三〇〇年前後の話となる。メインストーリーでアイドル活動をしているなら、それからかなりあとに入ったのだろう。
 その後に、ゼリーがすでにマネージャーとなったプリンとともに加入。オムライスとはそれ以前に出会っている。はっきりと明記されてないが、オムライスエピソードの御侍は、ゼリーエピの約五〇年前に、プリンがおそらく召喚された孤児院の孤児であり、ゼリーに出会い、その縁で御侍が亡くなってもオムライスはゼリーのファンあり続けている。
 オレンジジュースは、ゼリーのファンであるオムライスに励まされて、御侍が亡くなったあとに事務所にスタッフとして入る。
 マンゴープリンの召喚時期が王暦三〇〇年前後、プリンエピから五〇年以上後にオレンジジュースが事務所に入ったことになる。
⑩調整の上、欠番
⑪聖剣騎士団・カナン傭兵団、ブラッディーマリー、ローストターキー、プレッツェル【関連:法王庁、シャンパン、フォンダントケーキ】
 聖剣騎士団は、ビーフステーキの御侍の国が立国するよりはるか昔から存在していた騎士集団。
 現在はビーフステーキを長として、赤ワイン、ジンジャーブレッドがいるが、赤ワインはカナン傭兵団だと言い張っているため、どちらの呼称かは人による。
 テキーライベにて、プレッツェルが最近法王庁を留守にしがちであるという点が、ブラッディーマリーの捜索なのではという推測であり、また、恐怖の幻影ではジンジャーブレッドが登場しなかったというところから、それとなく特定することにする。
 赤ワイン・ビーフステーキのエピ、ブラッディーマリーのエピ前半が起点で、ブラッディーマリーのエピソードは時間が飛び飛びに記されていて、次にエピソードⅤ。この頃にローストターキー・エッグノッグのエピソードがある。のちにブラッディーマリーは一度プレッツェルに捕縛されているようだ。やがて逃げ出し、どうやら同時期にプレッツェルエピや、恐怖の幻影があるのではないかという推測する。テキーラエピ、パスキャス前後にジンジャーブレッドが聖剣騎士団に加入する。
 なお、プレッツェルエピにフォンダントケーキの名前があるため、彼女の教会は法王庁管轄ではないかと思われる。
 時期的には、プレッツェルがブラッディーマリーを捜索するために法王庁に戻っていない頃、つまりテキーライベの以前で三〇〇年以降であり、一方赤ワイン、ビーフステーキの動向はというと御侍が亡くなって、国を離れてからのことであるから、赤ワイン・ビーフステーキエピからプレッツェルエピまで三~五〇年経っていると考えていいだろう。赤ワイン・ビーフステーキエピは最大で二五〇年ごろであるとする。ローストターキー・エッグノッグエピはそのしばらく経ったころで、隣国ではそのころまでにはシャンパンが即位し、フォンダントケーキが神子として城に上がっている。
 聖剣騎士団とローストターキーたちが知り合っているのは、ブラッディーマリーの繋がりだろうか。クリスマスイベではジンジャーブレッドと初の顔合わせであるため、その前にプレッツェルエピが存在する。
赤ワイン・ビーフステーキエピ
 →
ローストターキー・エッグノッグエピ、ブラッディーマリーエピⅤ
 →
ブラッディーマリーが捕縛
 →
プレッツェルエピ、恐怖の幻影
 →
ブラッディーマリーエピⅣ
 →
ジンジャーブレッドエピ
 →
クリスマスイベ
⑫太雲観【関連:重陽糕、鵲と銀河】
 重陽糕は黄山毛峰茶の知り合いであり、太雲観とは関連が見受けられなかったので別途記載。また、組織はすでに解散している。
 道教の寺院。その観主の食霊が黄山毛峰茶である。
 始まりは早いようで、トックックエピの記述を参考にすれば、対堕神兵器が「食霊」と名付けられた頃の話となっている。今のところこれ以上の年代的に古い食霊の活躍した記述はない。時期が早すぎるため、若干疑わしい気がするが、年表には五六年以降と記載している。
 場所は光耀大陸に近い小国の山の奥である。同盟国に安義国という地味な小国がある。
 時系列を考察する。大将軍の反乱の後、太雲観が廃れたのは黄山毛峰茶エピで確認できる。黄山毛峰茶の出奔前にビビンバが訪れているため、反乱の前は確実。トックックエピにはビビンバが登場しており、さほど不穏な気配が見られないため、反乱の前かもしれない。
 重陽糕は、黄山毛峰茶が安義国のモクセイケーキに再会する以前に知り合い(鵲と銀河)、黄山毛峰茶は彼女の御侍も知っている。詳細は語られていないが、重陽糕の御侍は太雲観にゆかりがある者で、黄山毛峰茶は彼を訪ねて、悩む重陽糕に出会ったのではないだろうかと想像しておく。
 大将軍の反乱から四〇年後に、大将軍の孫に召喚されたモクセイケーキは、黄山毛峰茶と「出会う」。
 なお、モクセイケーキの死亡については、全体的に俯瞰的な書き方をされるエピソードⅤに断言してあるので、確定として話をすすめる。
 蛇足だが、トックックの出身について書いておく。エピソードⅤには桜の島となっているが、五六年から犬神覚醒までに、戦線が形成されるほどの堕神被害があったのか、大陸概要には記載はない。また、お屠蘇がトックックの噂を知っているのであるから、同世代の可能性があるが、お屠蘇のエピソードは約三〇〇年頃の話で、かなり時期がずれている。
 白トリュフイベにて言及されている。
 食霊の武器の霊力のエッチング装置とやらは、もしやタッコだろうか?
 食霊の核+ガワ+符文?+エッチング装置で神器(武器)が作られるということでいいのだろうか。食霊の核についてはターダッキンエピにあるようなのだが、時間が足りず読めなかった。
 ガワは、手に入れるものなのか、召喚時から持っているものなのか。いちおう御侍からもらったものを神器にしているのは、トムヤンクン、ピザ、北京ダック(?)を確認。
 ピザは本来の神器はスキンの鎌なので、通常はかたちが違っている。だが、スキン変わるとだいたい武器…武器?というのもけっこうあるので、ガワは案外なんでもいいのかもしれない。
 フーファンに数ある謎で、これほど巨大なものはないと思う。
 イベントの度に〇、〇一パーセントの確率に泣き、一〇〇連回してもお目当ては来ない、石と玉ねぎの残数と制限に発狂し、天井回してももちろん自引きなんて夢、強いURだと知っていても完凸できない――シナリオ上、このシステムがいったいなんなのか、まったく説明がされていない。
 召喚についてわかっていることを挙げる。
 料理御侍が食霊を自分のもとに呼ぶこと。おそらく夢の力を使ってするのだろう。また、その補助で幻晶石や霊火を使うと想像できる。
 召喚は人間食霊ともに、突然あるいは偶然の場合がある(カニみそ小籠包、フォアグラソテーエピ等)。料理御侍が強く願えば、姿や性質など望んだ形の食霊が来ることも(ミルフィーユエピ、おせちエピ等)。食霊の姿にも影響し、召喚された時にティアラの料理の歴史や形などがフィードバックされる(ビールエピ)。
 召喚というからには、どこからか食霊を呼び寄せるのだろうが、堕神が生まれてから人間の手に寄って「創られた」食霊は、おそらくティアラには存在しないものだ。ではどこから呼ばれるのか――召喚され食霊が言うことには「この世界に来て」(ビールエピ、紅茶エピ、たい焼きサブスト)、だそうだ。別の世界については後述する。なお、御侍を失っても食霊たちはティアラにとどまり続け、別の料理御侍の召喚に応じて契約することは多々ある。
 そして、ティアラにその料理が生まれないと召喚されない(クレープエピ)。
 なお、モクセイケーキに関して、彼女が消失したとして、そうなると一度ティアラから消失し、再度召喚されたことになる。またライスが二号実験体ならば、破棄命令が出されているので、何らかの理由で再召喚され、主人公と出会っていることになる。
 こうやって、たしかに召喚されて食霊はティアラに存在しているのに、その召喚という方法については何も記述がない。
 例えば理論、その方法が生まれた時代、経緯、メソッドなど、契約、食霊は魔導学院で生まれたとはっきりと書かれているのに、召喚だけは不明である。おそらくシナリオ的に最重要事項で、現在も伏せられているのだと思うのだが……
 召喚について、方法がわからないがゆえになんともいえない不思議な事例は、前述してあるものばかりだが挙げておく。
 カッサータ、ふぐの白子エピ。状況が酷似している上に、御侍が誰かもわからない状態で、人間側から「まだ使えそうですね」という発言。言葉通りなら、契約はもともとなされているはずだが、カッサータに関しては、御侍は初めて食霊を召喚したはず。なお、カッサータは以前からティアラにいたような言動をしている。
 モクセイケーキは前述したとおり。どうやら食霊の核となるものがあるらしく(ターダッキンエピとの話、未確認)、それが健全に残っていれば身体は――霊体もだろうか――再生するようだ。モクセイケーキは以前の記憶がない状態である。
 尖ったエルフ耳の食霊がいるが、マティーニが「種族」と言っているため、特別なグループではないだろうかと推測する。前述の通り、精霊族だろう。なぜ精霊族であるはずの彼らが食霊として召喚されているのか、もちろん現時点で不明。
 対堕神兵器として学院で創られた実験体の召喚いかんも、謎といえば謎である。召喚が先か創造が先か、という話になる気がするのだが。
 もう一点、確認したいことがある。それは契約と召喚はセットなのかということだ。
 召喚しなくても、目の前に食霊がいれば契約ができるのは各ストーリーで見受けられるが、召喚された場合、自動的に契約がなされるのかということは明言されていない。
 水信玄餅が紗良と契約した際、召喚はされているけれども契約の意思を確かめる会話がある。もし契約されていなければ言葉通り、契約がされていたとしても、簡単に切ることができるなら食霊の意志を確かめることは有意義だろう。けれど、契約されていておいそれと切れないものなら、この会話に意味はないし、また紗良の性格からこういった会話をしない気がする。契約の強制力については前述したとおり疑問だらけである。水信玄餅とは真逆のパターンがカッサータだが、エピについては語ると長いので前述のとおりとしておく。
思いつく限りの敵らしき存在を書き出していく。
・邪教(vs北京ダック)
・承天会(vs佛跳牆)
・麻辣ザリガニ(vs主人公)
・黒服の男たち(vs主人公)
・サイモン(↑繋がりあり…?)(vs主人公)
・各エピの食霊と御侍を誘拐する組織(同一組織か不明)(黒服)
・食霊も堕神もティアラに要らないとかいう教義の人たち(白トリュフエピ、竹飯エピ)(敵?)
・食霊しか狙わない組織(vsラムチョップ、マドレーヌ)
その他、害意がありそうな組織
・御侍を捕らえて食霊を召喚させてなにかに使う組織(紫陽花)
・パスタファミリーを狙った誰か(代価と望み)
・マルガリータエピの神の代理人(邪教?)
・テキーライベの法王庁に手紙を送った人物(パスタ?)
 より詳しく、登場したエピソード、イベントなどを加える
①テキーライベの最後の手紙は、おそらくパスタであろうと推測。この手紙はパスタキャッスルへとつながると仮定しておく。
②詳細不明であるから、敵ではないかもしれない。「家族のために」を教義に持つ人々。食霊や堕神を否定する、おそらく人間賛歌が教義ではないだろうか。登場したのは竹飯エピ、白トリュフエピ。
④麻辣ザリガニ。目的は食霊の自立、ひいては人間の撲滅である可能性は高い。彼の手引でティアラが崩壊する未来が示されている(OP)。具体的な行動は不明。メインストーリーでは、誰かの指示により、協力するふりをして黒服の男と行動をともにしていた。グルイラオ皇室の重臣との関わりが示されているが、皇都の状況が不明であるため、甘い豆花エピのころの光耀大陸にいた理由も定かではない。パラータ王家はザリガニの差し金であるグリーンカレーによりほぼ根絶やしとなっている。邪教を嫌っているような素振りがある(スパイジェントルマン)。
③サイモンはメインストーリーの疑惑の人物であるが、人間ではないという情報もあり。料理御侍という噂も。人間を堕化する薬を盗み出し、蝉丸を蛇君へと堕神化させた。堕化の薬を改造し食霊に使う黒服の男たちと関わりがあるのでは。目的は不明。メインストーリーとざる蕎麦エピに登場。
④承天会。光耀大陸の帝京に根城を置く、食霊を兵器として扱おうとする目的が明かされている。近く戦争が起こるとし、食霊の収集に力を入れているようだ。帝京は彼らの傀儡政権となっているが、後に佛跳牆と獅子頭の働きにより、皇帝は力を取り戻す。佛跳牆は景安を守るためにしたことだが、武昌魚は帝京奪還に情熱を燃やしているようである。黒服である。中華フェス、佛跳牆エピ、獅子頭エピ。
 なお、花神際にて邪教に併合されたとの記述あり。
⑤各エピソードの食霊や御侍を誘拐する集団。
 それぞれが同一組織であるかは判別できない。出てきたエピソードなどを書き出していく。マンゴープリンエピ、甘酒団子・紹興酒エピ、紫陽花イベ、メインストーリー、ボルシチイベ。
 詳しく出ているのは、甘酒団子・紹興酒エピである。彼らは料理御侍と食霊を誘拐し、グルイラオに送っている。その犯人らしい男と少年の会話もあった。紫陽花イベでは紗良を脅して食霊を大量に召喚させていた。メインストーリーでは食霊を堕化する薬を所持、使用し、ライスを脅し取ろうとした。食霊を集めるという点では承天会と似た動きをしているが、現時点では同一組織かは不明。望みと代価では、パスタたちを限定して狙ったものかも不明であるため、記しておくだけとする。
 なお、邪教とするにしては宗教的な気配が見えず、なんとも言えない。
⑥食霊のみを狙う組織。ワンダーランドでラムチョップとマドレーヌが追いかけていた怪しい人物たち。食霊しか狙わない、との言だが、これは⑤の食霊や御侍を狙う集団と重なるところがある。目的が食霊のみなら、承天会とも似ている。

⑥邪教
項目を設けたので、そちらを参照。
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